どんな部署があるの?刺繍部編

ダイナンには9つの部署があり、みんな一丸となって製品作りに取り組んでいます。
各部署、どんな人達が、どんな想いで、どんな仕事をしているか?
順番にご紹介しています。
第1回目は、裁断部でした!
第2回目は刺繍部
刺繍部リーダーの竹尾から紹介させていただきます。
こちらは裁断された布や、靴の部品に刺繍を施す部署です。
まず、メーカーより依頼された刺繍の図案をもとに、パソコンでデータを作ります。パソコン上では、どの色の糸を使用するのか?針がどのように動いて刺繍をするのかなど、指示通り細かく入力します。
パソコンは刺繍機と連動しています。パソコンでデータ作成した通りに、刺しゅう機で刺繍が施されます。
サンプル商品を作る時は、サンプル商品ど同じ素材のハギレに刺繍します。それをメーカーさんに提出して確認していただきます。
「色を変更してくだい」
「少し耳を丸くしてください」
「目を大きくして表情をかわいく」
など、更に細かい指示をいただきます。
パソコンデータを修正して、再度ハギレに刺繍したものを再提出。
メーカーさんのイメージ通りの刺繍が完成するまで、この作業が繰り返されます。
ここが一番気を遣うところ(>_<)
なかなか一発OKが出る事はありませんが、お互い良い物を作ろうという思いで取り組んでいるからこそ、何度もやり取りを重ね、より質の高い刺繍が出来上がっていきます。
OKいただいたところで、ようやくサンプル商品に刺繍することができます。
サンプルが展示会に出品され、注文数が決まると本生産に入り、たくさんの商品に刺繍を繰り返すことになります。
さて、今作業をしているのは子ども用の靴のベロになる部分の刺繍。
子ども用品を作っているから、繊細な刺繍も多く手がけています。
細いリボンやテープに刺繍することもあります!
小さなクマの刺繍が入っているでしょう(^^)?
メーカーさんからの指示を受けて要望に応えることは大変ですが、出来上がった時に
「かわいく仕上げて下さってありがとうございます!!」なんて言われると、疲れも飛んでしまいます。
自分たちが刺繍した靴を履いている子ども、服を着ている子どもを街で見かけると嬉しくて、目で追ってしまいます。店頭で商品を見つけても、思わず手に取って刺繍に注目してしまいますね。
刺繍部は、繊細で高品質の刺繍を仕上げることはもちろんですが、納期には絶対遅れないことにもこだわっています。今まで遅れたことはないし、これからもしっかりと納期に間に合わせてまいります( ˘ω˘ )
以上、刺繍部のご紹介でした!!