どんな部署があるの?出荷場編

秋の長雨という言葉がしっくりくるこの季節。
しばらく傘を手放せないお天気が続きそうですね。
さて、お知らせブログではダイナンの各部署のどんな人達が、どんな想いで、どんな仕事をしているか?順番にご紹介しています。
服を作るお仕事や、ミシン作業に関心のある方、未経験でも興味のある方、そのほかいろいろな方にダイナンのことを知っていただきたく、
裁断部・刺繍部・縫製部・サンプル室・検査仕上げ部
と各部署を紹介してまいりました。
第6回目は出荷場
出荷場リーダーの橘から紹介させていただきます。
出荷場は検査仕上げ部の最終工程で、袋詰めされた商品の検針と、出荷のための箱詰め作業を行います。
検針とは、縫い針や折れ針などの危険物が混入していないか検査すること。といっても衣料品には、金属製のファスナーやボタン・スナップなど付属品が装着されてる物がほとんどですから、金属でも鉄だけに反応する 検針機 という機械を使って検査をします。こちらがその検針機です。
商品をベルトに載せると検出部分を通過して自動的に検針出来る仕組みになっています。
検針を終えると、商品に付けられたタグと商品が一致しているかのチェックを行います。
カラーは、メーカーごとに決まった番号や略号があります。それは私たちの頭にしっかり入っていています(*^^)v
ピンクは○○番、赤は△△番、というように、タグに書かれた色番号と商品の色が一致しているか?サイズ、商品番号も確認します。
と同時に、商品数を数えながら箱詰めします。
商品のボリュームに応じて、薄い物は10枚ずつの束にするなど、納品先が検品しやすい工夫もしています。
こちらは、足に装着するサポーターの検品を行っているところ。仕上がりは細かいところまで入念にチェックします。
検針と一連の確認、箱詰め作業を終えると、この箱を運ぶという力仕事が待っています ₍₍ ᕕ(´ ω` )ᕗ⁾⁾
これまでに紹介してきた各部署の皆さんの手を経て、心を込めて作られた商品がギュッと詰まった箱。
お客様へお届けする大切な商品ですから丁寧に運び、整理整頓しています。
長年、仕上げ・出荷までの工程を任され、この仕事を一人でこなしてきた時期もありました。でも今は3人体制でこなしています。
ずいぶんベテランになったから(笑)...仕事を任せられる若い人を、しっかりと育てるのことも大切な仕事。
私だけでなく、ダイナンのどの部署でも、ベテラン社員が次の時代を担う人材を育てています。
技術が進歩して高性能になった機械ももちろん大切だけど、年月をかけて人から人に受け継がれた技術も大切な財産だと思っています。
心をこめて作った、ダイナンの製品を送り出す仕事に誇りをもって、丁寧な作業を心がけてまいります。
以上、出荷場のご紹介でした。
「どんな部署があるの?」以下の記事もごらんください
第1回目
第2回目
第3回目
第4回目
第5回目