どんな部署があるの?検査・仕上げ部編

こんにちは。
秋が深まる季節のはずが...まだ半袖で過ごせるほど暑い日が続いています。
週末にかけてお天気は下り坂のようで、秋らしく涼しくなるかもしれませんね。
さて、お知らせブログではダイナンの各部署のどんな人達が、どんな想いで、どんな仕事をしているか?順番にご紹介しています。
縫製のお仕事やミシン作業に関心のある方、未経験でも興味のある方、そのほかいろいろな方にダイナンのことを知っていただきたく、
裁断部・刺繍部・縫製部・サンプル室
と各部署を紹介してまいりました。
第5回目は検査・仕上げ部
検査・仕上げ部リーダーの平田から紹介させていただきます。
検査・仕上げ部は、全ての工程を経た製品を、最後に検査する部署です。
サンプル室からの指示書と製品を照らし合わせながら
手順通りに縫っているか?
縫い目に目とびはないか?
全体的なバランスは良いか?
などなど、一枚一枚を丁寧に検査します。
他の部署のようにミシンは使いませんが、一枚一枚を手に取ってしっかりと見ることから、これも手仕事といえますね。
生地がチェック柄の場合は、柄合わせにも気を配ります。
裁断、縫製の段階でも柄合わせには気を遣い、さらに私たちが多岐にわたる品質基準と全体的なバランスを見て風合いを確かめます。自信を持って送り出せる製品となるまで、厳しい品質チェック行います。
これまでの各部署をご紹介してきたように、各工程で仕上がりにこだわり、私たち検査部も途中段階で、作業の現場に入って事前にチェックをするので現場に戻すことはほとんどありません。
子供服を多く扱っているから、かわいらしい製品を目にすることが多くて、それらを手に取るだけでも優しいほっこりとした気持ちになれます。同時に責任も大きいと感じています。小さくてやわらかいお子さんの指などに、糸が引っかかっては大変ですからね。
最後は糸くずや細かい繊維を取り除き、アイロンをかけて、製品をきれいにします。
アイロンまでがわたしたちの作業です。
きれいになった製品は袋詰めの作業へ送ります、まもなく出荷です!
買い物へ行ったり、お子さんが着ている洋服を見て「あ、私が検査した製品だ!」なんて気づくこともあります。お客様のもとへ届いていることを実感すると嬉しくなりますね。
以上検査・仕上げ部のご紹介でした。
「どんな部署があるの?」以下の記事もごらんください
第1回目
第2回目
第3回目
第4回目