縫製技術の向上を目指して~サンプル室より~

こんにちは。ダイナンです。
私たちは、お客様ニーズに応え得る、高品質で安心・安全な『 衣 』を提供することをモットーに掲げる縫製会社です。
パターン、裁断、二次加工、縫製、検品、出荷、まで自社一貫体制で行っており、ひとりひとりが責任と誇りをもって、日々ものづくりに励んでいます。
さて、今回は私たちのものづくりの工程の中から「縫製」に注目してお話しします。
縫製を担当しているのは、弊社の縫製部【※1】です。
【※1】縫製部についてはこちらのブログもご覧ください
>>> どんな部署があるの?縫製部編
【※1】縫製部には3つの班があります。こちらもご覧ください。
>>> どんな部署があるの?縫製部編パート2 (外反母趾用サポーター班)
縫製の工程は、一人で一つの商品の全工程を行うわけではありません。例えば今回ご紹介するデニムシャツについては、全部で57工程に分けられています。
作業効率を上げるために、数工程ずつ分担し、数名で1枚の洋服を仕上げることになります。
縫製部への説明や指導には、弊社のサンプル室【※2】スタッフが携わります。
【※2】サンプル室についてはこちらをご覧ください
>>> どんな部署があるの?サンプル室編
作業工程表の作成はもちろん、縫製部に行って直接説明や指導をすることもあります。誰がどの工程を担当しても、同じ品質の製品が出来上がるように一貫した指導に力を注いでまいりました。
その中でよく聞かれるのが
若手スタッフより...何度も確認して学びたい!もっと上手になりたい!空いた時間にすぐ確認したい!
外国人実習生より...通訳さんを介さずとも必要な時にすぐ確認したい!
という声。そこで、皆さんの様々な要望を叶えられるように、サンプル室スタッフが一念発起!作業工程を「見える化」することを考えました。
そして出来上がったのがこちら!
それぞれの縫製過程を再現、工程の名称、縫製の仕方を図解して、縫い目の間隔も細かく説明しています。外国人実習生にもわかりやすく、工程の名称にはミャンマー語訳も添付しました。目で見て、手に取って確認できるよう実物見本も付けました。
この実物見本を作る作業は時間がかかりましたが、納得いく説明をするためには、これが一番だと思って取り組みました。
若手スタッフからは、技能試験の勉強にも役立つ!と喜ばれています(*´▽`*)
こうしてみると、私たちダイナンのものづくりは、これだけ多くの工程にたくさんのスタッフが関わり、ひとつの製品が出来上がっているのだと、ひと針ひと針の大切さをあらためて感じます。
これからも、ひとりひとりが高品質で安心・安全をモットーに、ダイナンものづくりを支えていきたいと考えています。