新入社員も安心メンターシップ「交換日記」

こんにちは。
梅雨入りしたものの、雨は少なく過ごしやすい日々が続いています。
アパレル事業にかかわる私たちとしては、四季ははっきりとしている方が嬉しいのですが(^-^;
「梅雨」の語源にもいろんな説がありますね。私にとっては、梅が熟す季節に雨が多いから「梅雨」という説が、いちばん季節感があってしっくりきます。
が、私自身、梅雨というシーズンはあまり好きな季節ではありません。でも農家さんにとってはなくてはならない雨だったりします。自然の恩恵(食物)に与っていると思えば、恵みの雨でもあります。
さて、6月も半ばとなり、4月に入社した新人社員のみなさんも、自分の仕事に慣れてきた頃でしょうか (ダイナンの入社式の様子はこちら>>)。誰だって入社したばかりの頃は、張り切る気持ちとはウラハラに、不安な気持ちも抱えている事でしょう。ダイナンではそんな不安をいちはやく解消して、ものづくりに集中できる人間関係や職場環境を整えていただきたいという思いで、新入社員と先輩社員ペアを組みメンターシップ「交換日記」を行っています。
メンターシップとは、人材の育成や指導方法のひとつです。上から指示や命令を出すのではなく、メンター(指導者)が後輩と対話によって気づき、助言をして、信頼関係を築いたうえで、後に後輩の自発的自立的な発達を促す指導方法です。そのコミュニケーションツールとして交換日記をとりいれています。私がペアを組み、それぞれのペアに会社から交換日記用のノートを支給しています。
今どき交換日記!?そうなんです、あえて今だからこそ「交換日記」。SNS主流のこのご時世からすると、かなりアナログなツールかもしれません。でも、書き言葉で綴られた文章は人間らしく温かく、後輩の心情に寄り添うと思うのです。
また、このメンターシップ「交換日記」は、単に技術的な向上を目的としているわけではないので、異なる部署でペアを組んでいます。後輩が直属の上司や先輩との関係に悩んでいる場合でも、部署が違うメンター(指導者)であればその悩みを打ち明けやすく、メンター(指導者)から公平な立場で意見を聞くことができるという狙いがあります。また、部署を超えた多くの人と交流するきっかけになり、ダイナン全体に新しい人間関係が生まれてくるメリットもあると考えています。
メンター(指導者)に選ばれた人は、後輩の一番の理解者に、悩みの解決に導ける良き相談者になろうと努力し、将来的なリーダーとしての素質の向上につながることも期待しています。
メンターシップ「交換日記」これからもずっと続けていきたいプログラムです。